自転車を出していそいそとセッティングしていますと…スタンドに座っている白州号…何かおかしい?
なんだべ?
とっさにそれが分かるほど私は熟練したサイクリストじゃありません。
少〜し自転車を見つめて、触ってようやく判明!!
後輪…なんかおかしくねぇ?ゴリゴリするし…かなり抵抗あんなぁ…
と、言う事で1000qぶりにハブ周りを

早速解体体勢に入って、腹丸出しの我が白州号…。あれれ…よく見るとBB裏は結構汚れてますわ…後でワックスすると致しましょう。
さて、いきなり分解に入ってしまうが、前回の整備は確か1000q走った後でしたので、都合2000q近くをこやつ共に歩んだ訳です。
週一のポタおやぢが一年掛けて走破する距離にしてはまぁまぁ上出来かと。
なにせ土日があっても土曜ないし日曜しか乗りませんので。まぁ52週のうち、7割稼働換算で35〜6回ですので、一回あたり5〜60q…冬のうちは20〜30qしか走っておりませんでしたので、春からこの最近までの頑張りに…自分を少し褒めてあげたくなります。
(って事でご褒美も??)

さて、この白州号純正ホイールですが、まぁ〜怪しい代物ですね。
新興のALEXRIMさんのですが、この手のクロスバイクの純正品です。
良く言えば、形があってそれなりの体裁が整っている。
悪く言えば、5〜6万のバイクに付いているホイールなんざ、数千円の品物って事ですわ。

早速腑分けに参りますが、こやつ…きたねぇ〜。
まぁ、それは多種多様なケミカル材をチェーンに、スプロケにと振りまいて、その都度パーツクリーナーで脱脂してましたんで、汚れと言いますか、茶渋のようなモノがこびり付いておりますです。ハイ。

スプロケ外しで綺麗さっぱりとカセット取り外し完了〜
ホイールに装着されたチェーンガードがちとウザイですが、RDの調整を誤ってチェーンを落とすよりはマシと言うものです。
そのまま洗っちゃいました。

取り外したスプロケ…下の洗浄後と比べると雲泥の差…
ホントこんな輝きがあったのね〜って感じですわ。

洗浄後のスプロケですが…このスプロケ…軽量化の為でしょうか?カセットのスペーサーがプラスチックなんですが…これって普通なんですか?
オイルとかで侵されて駄目になっちゃいそうな予感がしますが…

さて、これが無事完成しましたリア駆動部でございます。
え?ハブベアリングですか?
ええ…確かに分解清掃再組み付けしました。
がしかし…
あれやっている時に、パチパチデジカメで写真を撮れる程、熟練度が向上しておりませんので、グリスまみれ、汗まみれの、メガネ曇りまくりの状況でございました。
さて、肝心のハブベアリングの調整ですが…。ホントはフリーも分解したかったのですが…合うアーレンキー(六角レンチ)がありませんで断念。
きたねぇ〜く黒くなっているグリスを良く取って組み付けします。
面倒なんで、昨日のアライ並にグリスを奢って、洗浄したベアリングをブニュブニュと突っ込んで終わり…ん?
ああ…当たりですね。
自在万力でフリー側をくわえて、んなもんかなぁ?って例の美味しい所と言うんでしょうか?ゴロゴロともカタカタも出ない範囲、今回は回転角にして20度ぐらいのゆとりがあったので、押し込みの変形圧もあるでしょうから、10度残して締め付けします。
まぁ…可もなく不可もなく…って事で、グリスの粘る感じはあっても、脳天気にカラカラ回る訳でも、ボールが干渉するふうでもないので、コレにてOKという事で!
後は走ってみてですね。
てか…思ったのですが、何でこのシールドベアリング全盛のこの時代に、こんな調整法を強いる部品が存在するのでしょうねぇ。
天下のシマノだったら、完全なシールドベアリングで摩耗保証して走行qで交換〜なんて簡単っぽい気もしますが…。
謎ですなぁ。
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