2007年10月05日

茂木の忘備録

先週の雨の茂木…。

雨の中の高速走行という、体験したくてもなかなか出来ない大変重要な事を学んだ。

自分への忘備録として書いておこう。





■装備編

1.事前準備は…チョー重要。

何て言っても、天気予報をチェックして、最悪を想定した装備は絶対である。
雨が降るかも…の予報は、雨が降る事が前提で全ての装備を調えるべきだった。

ワシは完全に舐めておりました。
お陰で、雨系装備ゼロで望んだ茂木は完全死亡…orz


2.気温は想定より低く考えるべし。

雨が降れば死ぬほど寒い。
それは、走っている時ではない。
むしろ、走り終わって次の走行を待つまでの間だ。
走り終わって10分はいい。その後は…極寒だ。
ベンチコートなんか有るといいかも。


3.補給は暖かいものを

補給食は、ドライなモノ、ウエットゼリー等々様々あるが、一番羨ましかったのは、仲間が食っている暖かいうどんだったりする。
カレーも旨そうだった…
ワシは、あんパンにゼリーだけしか口にしなかった。


4.バルム万歳

バルム…いわゆる、マッサージオイルの類である。
コイツには助けられた。
雨に当たると確かに寒いのだが、ジャージの中身は汗と湿気でムンムンだ。
しかし、素肌が剥き出しの下肢の一部は、雨に常に晒される。
常温シャワーを30分間当て続けるのだ。
当然だが、発した筋肉の熱なんざサァーっと冷ましてしまう。
そこでバルムの登場だ。
ミネラルオイルとワセリンとか、とにかく保温系のオイルなので、塗っておくと水を弾いて軽快なのだ。
3周もすると効果が薄れるが、無いのと比べれば全く違う。
レッドの2番あたりでも良かったかも知れない。


5.レインギアを忘れずに

今回は、全くその手のモノを持参しなかった。
どえりゃ〜反省点だ。
寒い・不快・モチベーション低下…
良いこと無し。
ウインドブレイカーだけが唯一の雨を凌ぐ手立てだった。
最初は良かったが、途中で水が染みて…(!o!)オオ!
どうにもなりません。
次は絶対に忘れないようにしないと。


6.シューズカバーは忘れずに

雨の走りは過酷だ。
シューズには容赦なく水が入り、長時間に渡って足をふやけさせる。
当然、シューズにも悪い。
シューズカバーは必須だ。
でも、シューズカバーをしていても、すぐにシューズは水没する。
猛烈に水を掻き分けて走るので、シューズ下…クリートあたりから浸水する。悩み所だ。
やっぱりコンビニ袋万歳だろうか?



■走行編


1.ピットレーン走行

ピットレーンでの走行は神経を研ぎ澄ませて走るべし。
応援部隊や、交代で入り乱れるピットレーンは、交錯して事故の元である。
しかも、雨でレインギアを身につけている人には、後ろから迫り来る自転車なんざ気にしてくれるハズはない。
接触でもして転倒なんて事にならないように、コイツは急に出てくるかも知れないと思って用心しよう。


2.コースin

私的に茂木の最大の欠点だと思っているのは、このピットレーンからコースinする場所だ。
ホームストレートからスピードに乗せて1コーナー。
様々な自転車が来るが、車速の乗らないバイクはピットレーンの出口側に容赦なく流れ込む。
速度を乗せて本流に入り込もうとすると、必ずクロスする。
おまけに雨が酷くなると、バンクのクロスターニングとなり、10mほどの大河川ができる。用心用心


3.V字コーナーは気をつけろ

V字コーナーと言っても、コーナー自体は特に何がある訳ではないが、左から右へと川ができる。
川がコースに対して直角に渡っていれば問題はないが、ココは斜めに横断している。それもコーナーのクリップに向かってだ。
普通にアウトインアウトのコース取りをすると、川の中を漏れなく走行できる特典付きだ。


4.S字手前のはヤヴァイ

S字手前にも川ができる。結構狭い川だし、コースをほぼ垂直に横切っているので一見アンパイじゃん?って思うが、この川は用心せねばならん。
コースの左側の芝が荒れていて、微細砂が流れてます。
あそこで深いブレーキングをすると、確実に転倒できます。


5.すり鉢の底は恐怖の瞬間

私が勝手にすり鉢の底と呼んでいるS字とアンダーブリッジの間にある、下りと上りのターニング。
かなりの大河川になる。
茂木最大のこの河川。
そして、茂木最速のポイントであるこの場所は、調子に乗って立ち漕ぎしながら加速すると、タコ踊りになります。@経験者談
自転車でハイドロプレーニングは、洒落にならないくらい怖いので、絶対に止めましょう。


6.オーバルの走り所

オーバルは、最短距離で走れば良いのは分かっているが、フラット部の内側は混雑し放題である。
雨も少なければその間を縫って進めば良いが、ガンガン雨が降ると事情は一変する。
トラック部?は、フラットなので、オーバルコースから水が流れて常に水浸しになるのだ。
その水を切りながらの高速走行は、水抵抗が凄まじくいくら漕いでも前に進まない…orz

と…スイスイ走っている強者が…

そう、バンクのある所。
考えてみれば、当然だ。
あんな傾斜があったら、水なんざ貯まるハズはない。


7.バックストレート

う〜ん。
正直誰が何処に居るのか、行きたいのか…
非常に悩むのだ。
遠慮がちな人は、間違いなくオーバルのエンドから、バックストレートの終わりまでにコースを右から左へ横断する。
そこにオーバルから高速トレインが突っ込んでくるのである。
しかも、そのエンドには、ピットにロードとコースジョイントが待ち構えている。

要注意である。


8.他人様とのトレイン

あの雨の中、他人様が切り裂いた空気と水溜まりは非常に魅力的である。
しかし、究極の地獄と隣り合わせである事を忘れてはならない。

先ず、後ろに付いたら待ち受けるのは、後輪が撒き散らす強力な水飛沫だ。
顔と言わず、鼻の穴やら、サングラス越しに目玉に…そして口にも入ってくる。
今回の茂木で水分補給をあまりせずに済ませられたのは、口に入った飛沫のせいだと本気で思ったくらい。
空力によるドラフティングの効果は、若干先行車との軸線に乗らなくてもその恩恵には与れるが、折角タイヤで水を切って接地抵抗を減らしてくれたのに、それを利用しない手はない。
と、先行車をピッタリトレースすると、眉間に水しぶきを浴びるのだ。

そして、引いて頂いたら、お返し致しましょう。

まぁ、自分より数段上の人じゃないと、あの天気じゃ曳いてもらうなんて出来ないのは先刻承知。
玉砕覚悟で、死ぬ気で踏みましょう。
実践しましたが、あまりの遅さに、もう一度前に出て曳いてくれました…情けねぇ。


9.交代サイクル

うちのチームは一応3周交代でローテしました。
基礎体力が無いので、常に80%程度の力を出しているとしても20kmぐらいが限度だと判断したのです。
身体が冷えるから2周が良いとか、交代のロスタイムを考えると4周がよいとか諸説ありますが、ラップを見て見ると3周目までにタイムが落ちてきているのは最後の1サイクルのみで、それ以前はヘタをすると最終ラップの方が早かったりします。
次は13時までは4周だな…んで、残りは2周。



■メンテナンス


1.サラサラオイルなんざ、役立たず。

強烈なシャワーを30分間です。
チェーンオイルなんか役に立ってません。
帰って来て見たら、既にチェーンに錆が浮いてました。
マウンテン用の粘度の高いオイルが良いかなぁと思いましたが、マウンテンの人は、水とチェーンオイルのゲルみたいになっちゃって、テンションプーリーが団子になってました。
メンテルーブのような若干粘性のあるオイルをマメに吹いてケアするしか無さそうです。


2.ヘッドは完璧

昨年の富士ヒルクライムでは、雨でヘッド内水没の憂き目にあった。
メンテを聞いて雨中走行の度にメンテをしてきたが、その甲斐あって、今回のヘッドの内部は綺麗なものでした。
多少結露はありましたが、BB付近に水穴があるので、そこからの浸水だと思われます。
シリコングリスはしっかりとシールしており、水が丈夫から進入した形跡はなしでした。


3.FD・RD・クランク・スプロケ

全体に薄黒く油のようなものが付着している。
中には砂とも金属とも取れる微細な粒が鏤められている。
パーツクリーナーで吹けばすぐに流れる。
一応ダウンチューブの下回りを中心に汚濁防止にシリコンスプレーを塗布したが、今回に限って言えば、焼け石に水。


4.ホイール

今回のアメクラはちゃぷちゃぷどころか、『じゃっぷんじゃっぷん』
チューブを抜いたら、50ccぐらいは出た。
まぁ、こればっかりは、スポークがリムを貫いているホイールの宿命か…


5.シューズ

完全に水没したシューズではあったが、仕方なく水洗いして逆さにして一晩。翌日は新聞紙を取っ替え引っ替えして翌々日には乾燥完了。
意外に早く乾いた。

一応、晴れた日に陰干しして最終確認OK


と、色々ありましたが、悪天のサーキットレースは後が大変です。

今後の降雨の競技でも参考になりそうな経験でした。

 



posted by lantur at 23:10| 埼玉 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も昨日&今日とフルメンテナンスしましたよ。チカレタ。
あの雨の7H耐久はバイクにもかなり過酷だったですね。
でも、ある意味いろいろ学習できたレースでもありましたね・・・
Posted by パークラ at 2007年10月07日 21:17
>パークラさん
ホント勉強になりました。
何でも体験は重要ですね。
Posted by らんた at 2007年10月08日 10:24
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