上州グンマー帝国の名峰「赤城山」
その裾野に広がる通称「南面」には、関東屈指の桜スポットがあるという。
その名も「赤城南面千本桜」
これは行かねばならない。
サイタマーな民族がグンマー帝国の奥深くまで侵攻するこの作戦。
果たして生還できるや否や。
さて、花見に行くにはまず腹ごしらえである。
敵地グンマー帝国に行くのであれば、敵地の優良店を占拠して補給を確実なモノにしておく必要は絶対であろう。
そこで「宮城飯店」
この大人しい雰囲気に騙されてはいけない。
この店…名前は中華料理屋ではあるが、決してそのような事は無く、グンマーでは良くある焼肉屋&定食屋なのだ。
ここは、通常の定食をチョイスするのが被弾を少なくするコツと言えばコツではあるが、季節限定のモツ煮定食…これは外せない。
しかし、手頃な値段設定だ。
自分で焼く焼肉が定食にしても650円という、埼玉には太刀打ちできない設定。
さすがグンマー帝国の誇る精鋭部隊である。
そして、モツ煮と言えば…
やばい…やばすぎる。
柔らかく煮込んでトロトロのモツ…うめぇ…美味すぎる。
完全に玉砕である。。。
さて、肝心の千本桜を見学せねば…
と近くに寄ってみれば、手前から渋滞。
仕方なく裏道を巡ってウロウロしてみたら、ドイツ村跡地(クローネンベルク)が解放されていて、尾根を一つ越えるだけで千本桜まで行けるらしい…
で、来てみました。
こりゃ、人も集まる訳だわい。
沿道の桜並木と菜の花のコラボ。
お見事の一語に尽きる
並木もまだまだ若木が多くて勢いがある。
唯一残念だったのは、一日中の曇り空で桜の淡いピンクの姿が映えなかった事か…
しかし、ちょっとした郊外にこれだけの素晴らしい桜があるなんて、グンマー侮る難し。


