すっかり2年越しの秩父34札所巡り逆打ち=「秩父34R」の続きを…
前回、9月10日以来の札所巡りとなりました。→前回と同じ書き出しだわww
今回は、影森駅からの出発です。
先ずは25番 岩谷山久昌寺を目指します。
道すがら、古い道標やら道しるべをターゲットにするヲヤヂ達。
30分程で25番到着。
ここの山門の仁王像が、なかなかの迫力なのです。
仁王像というのは、本当にアスリートの鍛え抜かれた肉体そのものですなぁ。
それに昔の像とは思えないディティールは、お寺に納める程の腕を持った職人のお仕事なんだろうなぁ。
本堂でお手を合わせて次にGOです。
ここから秩父古道と言われる昔の巡礼道を進みます。
お馴染みの巡礼道の看板ではなく、江戸巡礼古道の久那みちの看板
いよいよ丘陵地に入って行きます。
荒川の河岸段丘の雑木林を一段一段と上がっていきます。
なかなの雰囲気は、古道に相応しさを醸してますな。
途中、ロウバイの花が、美しい姿と良い香りを楽しませてくれます。
24番光智山 法泉寺
高台に位置するこの寺は、次の音楽堂もそうですが、見晴らしが良くて好きな寺の一つです。
そして、寺の下にある24番茶屋、「幸庵」に吸い込まれる…
普通に頼んで焼きそばと肉丼が想像以上に大量で、食う前から脳内で死亡フラグが上がる。
重い腹を抱えながら丘陵地を歩く…
正直、坂を上り下りするより、この満腹感を克服する方が辛い。
這々の体で23番音楽堂に到着。
あ〜死ぬかと思ったわい。
この後は、秩父古道長尾根道へと歩みを進める。
尾根に出ると、すぐに13地蔵が出迎えてくれる
秩父を見下ろす長尾根の上に13の地蔵が鎮座している。
なかなか風情ある景色だ。
そして秩父34札所のルートのうち、一番好きな場所。
長尾根の上を並木のように木々が重なる。
そして、尾根の眺めも札所ルートの中でも五指に入ると思う。
尾根道の途中で見つけたサナギ。
緑の繭は天蚕を思い起こすが、そのような種類なんだろうな。
22番跡到着。
22番は、明治時代に現代の場所に移設されてここは跡地なのだが、前回の巡礼では手を合わせ損ねたので訪れてみた次第。
22番から21番へのワープルートではなく、ここも立派な巡礼道
河岸段丘を降りきって、21番要光山 観音寺
県道沿いの明るい雰囲気の寺だ。
そして、段丘の最下の崖上にあるのが、20番法王山 岩之上堂
ここから先の旧秩父橋までの道は、2012年から崖崩れで通行止めになっているそうで迂回路へと導かれる。
めんまのお願い!(西武バスに乗ってこの路線を走ると分かるのだ。)でお馴染みの旧秩父橋。
あの花って訳ではないが、この橋から秩父セメントを望む景色は、これまたお気に入りなのだ。
そして本日最終の19番飛渕山 龍石寺
ブラタモリでもロケ地になった岩盤上に立つ寺だ。
ここも高台にあって、先の20番と荒川を挟んで相対する場所に位置する。
さて、今日はこの辺で…
大野原駅まで移動して解散と相成りましたとさ。