前々から見たかった秩父夜祭
今年は土日に重なる為、朝も早くから出撃してみた。
さて、噂ではもの凄い数の人がやってきて、秩父の狭い土地が人で埋まるとされている…
ヤヴァイ…どうしよう。
やっぱり電車で行くのが吉かと思ったが、ええええぃ!とばかりに、駐車場の開場前に乗り込んで(ちなみに朝9時であるのだ)ひとまず車を駐車成功。
本格的な夜祭りまで9時間以上あるぞ。
まいっかとばかりに、秩父市内に歩いてみる。
向かうはこの主役である秩父神社だ。
神社に入って御神酒を飲んだりしていると奇妙な事に気がつく。
祭りという神事なのに…白黒の幕で本殿を覆っているのだ。
気になってその辺の人に聞いてみると…
「ああ…この祭りは、武甲山の男神に秩父神社の女神が年に一度の逢瀬するってのを表してるんだよ。」
「その逢瀬開場が秩父市役所前の通称『御旅所』で、そこの亀にのって女神さんがやってくる」
「武甲山の男神は番場町の諏訪神社の女神が奥さんなので、山車が走る時もこの近所ではそーっと走ってって感じの気の使いよう。」
「そんで、秩父神社のお祭り騒ぎも、諏訪神社がある方向は白黒幕で覆ってなーんもしてません!っていうカモフラージュしてるんだよ。」
って話だ。神様もかなり俗っぽいではないか。
昼間の山車の引き回しも大勢の人で賑わって、こりゃ夜が楽しみ
これが噂の御旅所
このど真ん中に鎮座しているのが、亀さん
ここで神様の逢瀬が…♡
昼飯は、モンシャーレで軽く済ませる。
しかし、どこもかしこも大勢の人で溢れつつある。さすが日曜だぜ。
モンシャーレから色々寄り道しながら一端駐車場へ…
いやぁ、出店でイチローズモルトとか有ってさぁ…呑みやすいんだもん。
すっかり酔っ払い…夜まで一寝入り
おはようございますww
仮眠のつもりでしたがすっかり夜の帳が…
昼間は8分の入りだった駐車場が満杯です。
さて、秩父夜祭の夜の部に繰り出します。
さすがに本番の夜だけあって、人の多さも格段です。
山車も明かりが灯って、美しい。
何故か夏の祭りと違って見えるのは気のせいかなぁ。
ぐるぐると徘徊して、お腹が減りました。
秩父市役所前の三義屋さんに吸い込まれました。
あやうく、いのしし鍋をオーダーしかけましたが、この夜は味噌豚定食のみの提供で事なきを得ました。
さて、お楽しみの花火です。
羊山公園から打ち上げているので、そもそもの高度が高い。
しかも横長の公園が秩父の市街地と形状が一緒なので、どこで見ても素晴らしい花火の迫力を楽しむ事ができます。
すげーよぉ!
最後は、公園下まで行って眺めていたんだが、首が痛くなるくらいに頭上で大きく開いた花火に唖然としたよ。
冬の花火はいいねぇ。。。
で、神様の逢瀬なんだが、逢瀬開場は完全予約席で、一見さんの興味本位の覗きはまかりならん!って事らしいので、花火を見て大人しく帰りましたとさ!
それでも、車の誘導はキチンとしているし、帰りの国道もそれほど混雑してなかった。
うん、来年も是非とも行きたいのだった。