うちのボロニー君、現在はアイドリング病も落ち着いて何とか小康を保っております。
車齢で20歳と言えば車としては長生きしている方でしょうが、如何せん樹脂パーツや伸縮性を要するパーツの劣化は避けて通れないものがあります。
そんな事で、前々からミッションをドロドロにしている諸悪の根源「デスビからのオイル漏れ」こいつを直してみましょう。
ちなみに、なんで今まで直さなかったのか?
コレには色々ありまして…
K6Aってエンジンは、箱ジムニーのくせに現在の車に似通ったエンジン制御をしています。
ジムニーとしては総括制御のはしりの時期だったのでしょうが、コレが曲者でして…
例のアイドリング不調のままだと点火タイミングを調整する事が困難なので、先ずはアイドリング不調を直す必要があり、その後にデスビシール交換という流れになる訳です。→その後にクラッチ交換ww
さて、JA22のデスビって何処にあるのか?
最近のダイレクトイグニションの車はデスビねぇですからねぇ…
正解はこの赤丸のところです。
ほれ!これがデスビです。
JA22の場合、このデスビを取り外してオイルシールを交換するにあたり、単体でデスビだけを取り外す事はできません。だって…補記類が邪魔して、工具入りませんやん。
という事で…
@インタークーラーのパイピングを外す。
最初にインクラとスロットル間のパイピングを緩めて取り外す。
タービンとインクラのパイピングは、インクラ手前のみ緩める。
Aインクラのボルトを取り外して、インクラを抜く。
Bプレッシャスイッチとエアコンアイドルコントロールバルブ双方がついているブラケットをヘッドカバーから取り外す。
C1番〜3番までのプラグコードを取り外す。
ここまで来てようやっとディストレビューターにアクセス出来ます。
が、ここで気をつけませう。
※このデスビは、本体側の取り付けが旧態依然のギアではなく、凹凸で噛み合うタイプなので適当に外しても全く問題ありません→入る所にしか入らないので、間違えようが無い。
しかし、点火タイミングがベターな状態であれば、そのまま使いたいのは多くの人が願う事。
悪い事は言いません。デスビ本体とエンジンとの間に合いマークを付けてから取り外しましょう。
そして鬼門はこのボルト。
噂ではトルクスのヘッドになっているとの話でしたが、ワシのボロニーは単なる12mmでした。
が!クリアランスが無くて、メガネを掛けて回すと、デスビのカバーフランジに当たって回せないと言う。
お前だお前
↓
取れました。
やはり、Oリングも痩せていました。
つか、ダラダラじゃんか!
あ…こんな具合に勘合するので、大丈夫なんですよ〜。
180°は違えないでしょ?ww
デスビカバーも多少すり減って来ています。
新品と比べれば、一目瞭然です。
という事で、オイルシールを交換して、ここからのオイル漏れは完結…の筈。