足が秩父34の次なる獲物を欲して疼くぜ!
などという話では無い。
梅雨前に身体を少しでも虐めて、折角歩く事が馴染み始めた癖を継続したいものだ。
で、どこ? 越生七福神巡り 面白そうじゃん! 決まりである。
梅雨入りした本日、何とか天気も回復したので、仲間と越生駅で待ち合わせ。
既に黒山まで徒歩で移動している方も…
こんな田舎でもSuicaの使えるバスが運行している。ありがたやである。
30分弱で終点の黒山に到着。
しかし、ガイドにあった黒山よりも一つ前の神社前のバス停がビンゴであった。
とはいえ、最初の全洞院は200mも無いので、迷うことも無く到着。
1月の七福神巡りのフェア週間以外は無住職なお寺様。
納経は次の龍穏寺でまとめてとの事。
残念ながら寺の扉は、戸板で硬く閉ざされて、中を伺い知る事はできなかったよ。
途中、カコイイ幌ジープ発見。 素敵過ぎるぜ。
越生ハイキングコースがこの七福神巡りの主体なので、道の要所にある看板を辿れば迷う事はない。
この越生、町をあげてハイキングを奨励している町で、様々なハイキングコースが用意されていて、野山を巡る事が本当に楽しい町だ。
龍ヶ谷には、地域活性の為に活動される方々が地域の主要な場所に案内看板を取り付けてある。
謂われや、歴史を知らない者からすれば、とてもありがたい。
林道は、良く整備されていて、歩くのが楽しい。
やはり、土の道は良い。
土の、そして山の木々の香り…うん。最高だ。
次なる龍穏寺到着。
山門も立派な由緒ある寺だ。
熊野神社もお隣にあって、とても雰囲気があるのだ。
龍穏寺で前の全洞寺分も併せて御朱印を頂く。
寺の縁側に座って龍ヶ谷の風景を眺めると、素晴らしいロケーションに心洗われる。
次の円通寺まで、1時間程の道程をテクテク
途中、昼飯を挟んで円通寺到着。
秩父では比較的少なかった漆喰塗りの本堂が、越生界隈ではメジャーなのか?
先の全洞院・龍穏寺も漆喰塗りだったな。
腹もきつくなって苦しい所に持ってきて、曇りの予報が一転して晴れて蒸し暑く…orz
次はサクっと最勝寺へ…
入口にある地蔵様が素敵なお寺様でした。
まだ6月も始まったばかりなのに、境内の睡蓮の蓮華が咲いていた。
古代蓮の大きな花も良いが、普通の睡蓮の蓮華の奥ゆかしい雰囲気はいいな。
さすがお釈迦様や仏様の花だけの事はある。
境内の石仏群は見事!
次なる目的地は、弘法山観世音 弁天様のお寺です。
街道から階段を上ると…あら、また階段…orz 疲れてきたぜよ。
石段を登ると、その奥にありました!
観世音に併せて祀られている弁財天様に手を合わせて…いよいよラストスパート
越生の市街地に戻って、役場を抜けると…100mも行かずに雑踏から隔離された別世界。
静けさに包まれた正法寺到着です。
山門の石段、本堂の石段のレイアウトがなかなか美しい。
規則性のある配置も良いですが、少しずらして…外しの美学ってものなのか?
大黒様〜打ち出の小槌…カモン!
頑張って拝んだので、何か実入りがあるでしょうか…
さて、今回の越生町七福神巡りハイキングの最終到着地点 法恩寺
駅前の好立地で檀家さんも多いのでしょう。
お寺として大変整備が行き届いて、お金も掛かっております。
本堂に手を合わせて…
御朱印を頂きにあがろうかと納経所に向かうと、恵比寿様が両脇にエビスビールを抱えて鎮座しとりました。ガラスケース入りのエビス様…写真撮れんやん。
と、あっちこっちをうろうろしながらの楽しいハイキングでございました。
同行の皆々様ありがとうございました。