例によって陽気も良くなって来たので、暑くなってブユやら蚊に悩まされる前に、快適な林道の野営を楽しんで見ることにした。
いつもながらのオッサン達と、ソロキャンズとなって楽しんで来る事にした。
今回は、群馬の某林道を目指してみた。
本来完抜林道であるが、最近まで長い間自然災害の復旧の為に中途から閉鎖されていて、つい最近になりようやく通行出来るようになったようだ。
この林道、途中にいくつかトンネルがあるのだが、比較的交通量の少ない林道であるにも関わらず、トンネルは意外なくらいに立派だ。
トンネル以外の未舗装部分は、路盤らしい路盤ではなく、チャート系の比較的硬い岩が崩落していて、それを敷均した感じで、尖った岩がゴロゴロ…あまり普通車のタイヤでは訪れたくない林道だ。
ふと見ると、現在の林道の脇に旧道とコンクリート製の橋が残されていた。
橋梁の橋名板も外されていて正式な製作年度は分からないが、この林道の前身である営林管理道路の整備年度が50年以上前なので、昭和で言えば40年代前半のものだろう。
ワシ自身と似たような製作年度故…親近感あり。
林道は災害復旧が一段落して解放してくれている訳だけど、この状態だと大きな雨風でもう一度大きな崩落が起きるだろうな。
これだけの規模の法面補強は、大金が掛かるのでそうそう手を出す訳にもいかないし、崩れたら土砂をどかして…の連続って事になるんだろう。
尾根筋に出て、比較的開けた場所に出ました。
急峻な山が広がっています。
よく見るとかなり大きな山腹崩壊が見えます。
このあたりの山の質があまり良くない事を物語っているように思えます。
遠回りしてようやく野営地到着。
既にテント村ができあがっております。。。はぇぇ。
本日は7名で野営となりました。
今回は多工職人M氏により、ランタンスタンドを…製作頂きました。
これがすげぇんですよ。
これが分かる人は、野営人類として素晴らしい…普通は分からんだろな。。。。笑
そうこうしているうちにキャンプ地は夕刻を迎えてくるのでありました。
先ほどのランタンスタンドの群落が…これで野営テーブルが明るい食卓に早変わりするのです。
飲めや歌えや…で、すっかり出来上がりましたが、日が落ちてこれが寒い…
早速、皆で拾い集めた薪に着火…焚き火の人となる。
辺りを見回すと、うっすら曇った空が気がつくと星空…
林道脇野営の醍醐味…星空のディスタンス!…うわぁ近けぇ。
オッサン達の夜は更けていくのだった…。
で、翌朝。。。
折り重なる西上州御荷鉾の山々が美しい。感動的だぁ。
簡単に朝飯を済ませて、気持ちいい朝を堪能します。
この気持ちよさ…病み付きになっちゃいます。
朝飯後…仲間のH氏のJA11を拝見。
格好いい…欲しくなる…しかし絵になる車だ…
ワシがいくらカメラに納めても、絵にはならないが…ww
朝の気持ちいい時間を仲間と共有して、三々五々と帰途につきましたとさ。。。
あー楽しかった。