秩父34−4の続きとなります。
さてさて、今回の道中が秩父34を回るうちで、最長の寺社間を誇る区間となります。
三峰口に降り立つと、三峯の山々は白く煙って、全体がベールを羽織った感じに見える。 花粉が粉体爆発すんじゃね?ってレベルの濃さ。
すぐに手もかゆくなる…まいっか。
という事で、荒川を渡り贄川宿の集落をトレースしつつ、阿弥陀寺を通過。
ルートロストを地元の方にフォロー頂く。
なんでも、道そのものが明後日に行っているとの事ですが…
少し山に入ると、すぐに出てくる不吉な看板…ww
崩落してるって…言ってましたけど、通れるんか?
踏み跡の少ない山に入って、花粉浴をします…ww
眼鏡に黄色い粉が…
で、出ました ボスきゃら。
ボスキャラってのは、ステージの一番最後に出てきて…なんですが、今回は最初っからかよ!
足場はすっかり抜け落ちて、踏み跡に見えますが、渡した枯れ木に落ち葉が積もっただたけです。気軽に乗っかると、踏み抜いて30mぐらいは滑落します。
概ね怪我します。
前の写真の大きな石のところを右に大きく巻いて崩落ヶ所を避けて通過してください。
落ちたら洒落にならないような場所ですよ〜
贄川沿いを進むと、苔むした鋼柱を渡した簡易の橋を多く見かける。
これはこれでなかなか風情があってよろしい。
昼なお暗い杉林。雰囲気は最高だ。(呼吸は最低だが…)
暗さも手伝って、苔も沢山生えている。
苔リストには垂涎ものなんだろうな。
まもなく、何の前触れもなく巡礼道が消える。
よく見ると、手前の巡礼道看板の奥…川を渡った先に巡礼道が続く…
つまり…
こーゆー事だった。
雨の少ない時期は良いが、少しでも増水しているとこうは行かない。
写真の彼は、2m越える大男なので、スキップで渡り切るが、ワシは奥の石を飛び石代わりにして通過。
こんなところが都合4ヶ所。
グループで行かれる場合は、じゃんけんで負けた方が犠牲になって裸足のまま、他の人を背負って行ってあげれば、問題なし。。。?か?
再び、県道に出てあとは道なりの道中。
沿道には、山桜とおぼしき桜が花をほころばせる。
ピンクの花びらが可憐だ。
途中、風情のある酒屋さんの前を通る。
旧近藤銘醸さんの社屋兼住宅だそうな。
大正12年の建物は、今も現役として立派に通用しそうな感じだ。
お昼は道の駅両神温泉藥師の湯へ…
温泉施設脇の食堂でランチを…美味かったぜ
間髪入れず、隣接する法養寺薬師堂
相模の日向薬師、三河の鳳来薬師と共に、「日本三体薬師尊」とされ、眼病に良いとされているそうな…当然、ワシの目玉の厄難をどっかに飛ばしてくださいませとお願いしときました。
両神小学校裏には、かわいい木橋が…
ピアはコンクリート製ですが、なかなか風情があってよろしい。
がしかし…川を隔てた急峻な斜面は、かなりえぐい…
風情とか情緒を蹴飛ばして、捨ててやりたくなる。
みちすがら、何故か八重桜…もう、季節ですな。
両神から栗尾に向かう橋は、よく見ると昔の橋門が残されていた。
なかなか立派だ。
R299に出ると、31番 鷲窟山 観音院までの小さな道しるべ石が…
途中、299を通る機会の多い者として、とても気になっていた「たらちね観音」を拝観する。
垂乳根(たらちね)観音という観音様なのだが、不謹慎ながら垂乳根どころか爆乳の上に張りがあってパツパツとしとる…これなら、メインテーマである母と子の絆を繋ぐ…には十分ですな。
そして、どっかで見たことあるような風景…
紫雲山地蔵寺…水子供養ブームの先駆者である、橋本徹馬氏が昭和49年に落慶した水子寺です。
まぁ、新興宗教みたいなもんです。
山間にスピーカーでお経が流され、気味が悪い場所ですわ。
そして大竜寺源泉!♪
近所の温泉旅館は全てこちらの源泉を利用しているだとか…
施設脇からわき出る水もぬめぬめとしてここ特有の温泉感がある。
なかなかレアな場所。
ちなみに100円で40リットルの源泉が購入可能なのだ。
ポリタンク片手に行ってみるのも手だな。
そして、31番 鷲窟山 観音院 到着
でも、ここから300段近く、石段を上がる必要が…
ゼイハァしながら到着。
山の裏には、すぐに聖浄の滝と呼ばれる60mもの高低差を持つ滝があります。
なかなか立派なのですが、残念水量が極端に少なくて滝としての迫力はありませんでした。
さて、帰路につきます。
栗尾のバス停までとことこと歩いて戻ります。
あらぁ…風情ある巡礼標ではありませんが…いいですねぇ
栗尾のバス停でバス待ち…パカパカと聞き慣れない音が…
おお!近所の牧場から乗馬を楽しむ方々が…いいなぁ。ワシも乗せてくれ。
と、そんなこんなで、仲良し双体道祖神様が…
なかなか癒やしの表情がステキ
そして爆乳^o^
だろ?