例年の東北をしゃぶり尽くす旅。
今回は山形〜新潟を楽しもうと思う。
まっ…これが無いと始まらない。
「一生来なかったかもしれない場所に、いま来ています」
このコピー好き♪
当然、青春18切符購入で、準備万端。
大宮を早朝に発って、一路東北。
しかもいつもの鈍行だ。
宇都宮線を宇都宮、そして黒磯へ…
名物、デッドセクションを通過して、目指すは郡山
郡山からは福島へ…
結構焦りつつ、遅延がない事を祈るばかり。
北の地へ旅立ったチャレンジャーは、三国の山で既に遭難一歩手前らしい。
くわばらくわばら。
福島からは、快速仙台シティラビット号にて仙台を目指す。
さすがに帰省の流れと重なる日程故に、次々と人が乗車して、満員電車並の車内となる。
這々の体で仙台駅到着。
牛タン定食を食おうかと駅ビル内を放浪するが、どこも長蛇の列…無理ポ
という事で、ずんだ餅のお茶セットで空腹を癒やし…
昼は駅弁にしてみる。あまり期待しなかったが…
が…意外に当たり。
旨いぞな。。。
して、仙石線に乗り換えて、到着しました山寺へ…
今更ながら説明の必要ない日本の誇る古刹、立石寺を擁する世界的観光スポットだ。
この上にあるお寺さんまで、延々と1070段の石段を登る…+凍結路ww
登山前に…力こんにゃくを食うと、登山が達成されるらしいので、かぶりつく。
観光地でありながら、100円というリーズナブルな価格に満足じゃ。
寺の入口まで徒歩5分ほど。
参拝と言わずに、登山と呼ぶのだそうな。
ここまでがウォーミングアップ
参拝料を払って、さぁ出発。
こんな感じで、石段の脇に個別のお寺がある。
全て由緒ある古くからのお寺なんだが、それを全て理解して参拝するには、あまりにも時間がなさ過ぎる。
そのへんは、再度の来訪を考える事にする。
この寺の最果てである奥の院までは、およそ1000段の階段を上ります。
途中、傾斜のある石畳有り、蹴上がりの狭い石段有り。
これが降雪による凍結でスケートリンク状態な訳です。
転倒確率は限りなく100%に近いと思われますので、スタッドのある靴は安全の為にもご用意された方がよろしいかと。
アイゼン等は禁止との事ですので。
奥の院手前の眺め…絶景
修行されている僧侶しか行ってはいけないとの事です。
断崖絶壁とはこの事です。
百丈岩の上に五大堂と呼ばれる展望堂があります。
此処の景色はすばらしい…
何枚撮っても上手に撮影できませんが、その辺は絵心のある方のサイトを検索してみてください。
すばらしい史跡である立石寺であるが、当然ながらこんな時期であっても観光客は多い。特に目立つのは、海外の方の来訪である。
様々な言語が飛び交い、おお〜いんたーなしおなるな観光地じゃわい。
と感心しつつ、情報不足か例の階段で尻をしこたま打ち付けておられた女性も…
おおまいがー。
そんな感じではあるのだが、気になる事が…
史跡への落書きの多さだ。
日本語の落書き、外国語の落書き…見ていて恥ずかしいよ。
そこに筆を走らせる事に何の意味を見いだしているのだろう。
厳かな場に身を置きたくて、こんな山奥を訪ねたのでしょ?
味わいましょうよ。日本の趣ってやつを。
お釈迦様も残念だノヲ…と言ってます。
帰りの凍結階段…このお姉さんはこの後、2度も尻で階段を下る事になる…
おお…痛そうじゃ。それも修行じゃ、精進せい…と言っているとか言わないとか。
最後の難関…傾斜のある石畳…
ようやく山寺駅に到着。
既にあたりは薄暗くなってました。
夕暮れの山寺駅は、空気がとても冷たかったのだが、うっすら積もる雪とあたりを暗がりが包み始める駅の風景は絶景。
ああ…また行きたい場所の一つになりました。
さて、無事に山形駅到着。
今日は安宿に泊まって、明日は新潟まで。
とは言うものの、新潟までの経路は未だ未定…
と、目の前に鮮やかな気動車が…!
明日の朝のヲカズが決定した瞬間でした。
Day-2に続く