去年の恒例東北旅行は、アレでズタズタ。
リベンジは果たしたものの、記憶に残る旅行DNSだった。
そして今年、懲りずに同時期に東北を目指す!
今回も週末パス大活躍。
一気に仙台まで新幹線でワープ!
朝日が眩しいぜ…そういえば、家を出る時はまだ真っ暗だったよ
途中、車窓から見える福島の安達太良山やら吾妻連邦がとても美しかった。
各駅新幹線で、2時間の旅…第一弾完了。
次、リゾートみのり。
始発から終点まで堪能するのは初めて!
みのりん入線!
キハ40系リゾートトレイン
あの無骨なキハ40系の内外装を改装して、リゾートトレインとして再利用です。
鋼製気動車の余分な程の耐久性を利用した素晴らしい使い方だと思います。
退役キハはコレで運用すりゃいいのに…。
みのりんの出発直前に、いきなり現れたトキムネ君
ゆるキャラ流行とは言え、リゾートトレインの出発にも顔を出すようになったんだなぁとしみじみ。
しかし、JRも民営化して様々なサービスを展開していますが、集客の為とは言え駅員がこのような事をやって下さるってのは、なかなか心憎いと思います。
シックな配色はなかなか渋い感じで、数ある改良型のリゾートトレインの中でも、好きな車両の一つです。
さて、出発です。トキムネ君行ってきます!!
こちら、みのりん号の運転台に鎮座するマスコットこけし
由緒正しい鳴子こけし製!ww
車窓は、仙台平野を北に向かい、江合川沿いを陸羽東線を進む。
大崎市を西進しつつ斜度を上げ、山間に突入すれば鳴子温泉だ。
今日は、鳴子温泉旅館組合のマスコットキャラクターなる子ちゃんのお出迎え。
みのりん号も多くの乗客がここで下車。
さすがに杜の都仙台の奥座敷だけの事はある。
しかし、リゾートみのり号は痒い所に手の届く憎いダイヤ編成を取っている。
運転調整と称して、鳴子温泉駅に30分近く停車するのだ。
当然、途中下車して駅舎前の足湯でのんびり…。
ああ…天国だよ。
ひとしきり足湯を味わって、残り時間を散策タイム。
ウロウロして回って、鳴子を短時間ではあるが堪能。
また東多賀の湯にいきて〜!
毎度ですが、みのりん号は鳴子峡にていったん停車。
渓谷美を味わせてくれるのです。
新庄盆地に入ると、今まで比較的少なかった雪が一気に復活。
さすが雪国です。 お・み・ご・と・!
ならではの風景にうきうきです。
して、新庄到着。
お昼をそこそこに…これまたウロウロ。
久々の新庄にこれまたウキウキ。
時間も来ましたので、今度は陸羽西線で余目まで。
現代の気動車であるキハ100系で移動です。
余目まで約40分…がしかし…不覚にも爆睡して記憶無し…ああ…
さて、余目からは羽越本線のキハ40系に乗車。
ここの路線(酒田−村上間)は完全電化路線ながら、路線の途中で給電方式や電圧が変わるという路線上の制約(新潟−村上間は直流1500v給電・村上以北は交流20kv)があるために、新潟から酒田方面に通しで走る事の出来る電車は、特急や一部の快速、そして秋田側の所有する一部の電車以外は気動車による運用です。
JR東日本新潟支社の管内の運用は直流1500vが基本ですから、それ用の車両は沢山在籍しますが、交流と直流を通して走れる電車というのは、高価なのでこの路線だけの為においそれと投入できません。
幸いにも羽越本線は首都圏と違ってダイヤは比較的ヌルく、スピードを重視した運用を図る必要もない上に、電車と違って単騎でも運用できる気動車というのはとても重宝。
日本海を貫く大動脈路線に40才近いキハ40系気動車が運用されている奇跡のからくりは、意外にも一番経済的という理由なんですね。
確かに、運用しない時間の架線給電を停止できますから、無駄な電気の消費も防げるんでしょうし、必要以上に丈夫に出来過ぎな車体ってのも運用には重宝しまさぁね。
このカラーってのも好きなんだよな。。。
さて、本日の宿のある鶴岡に到着です。
宿に行く前に、T会長お薦めのカフェ コフィアに立ち寄る
店は、昭和を思わせる佇まいと、職人…なマスターが経営。
全て、マスター独りの手で行われる珈琲を淹れるという行為そのものがココのウリなのだそうだ。 確かに丁重なお仕事は、素晴らしいと思う。
本日はドルチェブレンド。
香りがとても素晴らしい。
バカ舌なワシでも、ああ…珈琲ってこんな味なんだ!って感動。
後はレンタカーで宿に一気。
今日は湯野浜温泉のこちらの宿。
福宝館漁師の宿
噂では、食い切れない程の海の幸がこれでもかこれでもか!と振る舞われるそうな…
よーし、望む所よ!かかってこい。。
夕飯前に、付近を腹減らしに散策。
宿の目の前は日本海なので砂浜をテクテク歩いて写真を撮りまくる。
温泉神社なる小高い場所からは、晴れていれば夕日の絶景ポイントだったろうになぁ。
今夜の夕飯…噂に違わぬ海鮮尽くし
ふふふ…かかって来なさい!
と、大見得切ったものの、この後次々とやってくる刺客に戦況が次第に不利に…
大きな器にてんこ盛りのタラ汁が出た時点で、玉砕決定。
久々に宿の夕飯の完全制覇が完了しない事態に…うううう。
侮る難し、漁師の宿。
という事で、21時にはすっかり就寝のFL旅行部であった…