さて、富山に宿泊した翌日。
富山観光がセオリーではあるが、ここは一発越後まで戻って、欲望を満たしたい。
おはようございます。
朝食からモリモリ食べますよ。ww
最近、無料朝食付きのビジホが増えて、旅の自由度が増しました。
結構、地方都市は朝一の食事に困る所も多いですからねぇ。
さて、駅までゆっくり自転車を漕いで、富山市内の路面電車を見学。
こういう交通機関が地域に根ざしてくれると、車社会の弊害を少なくする事が出来ると思うのですが…
都電と違って、モダンな車両とそうでもない車両。
それぞれ味が合って素晴らしい。
さて、戻る事にしましょう。
富山から直江津まで、2時間程度のローカル線の旅
お土産を見たり、駅舎を見学しているとすぐに時間が来ました。
惜別の情を感じつつ富山を離れます。
大阪まで行く、特急サンダーバードがここが関西圏の都市なんだと分からせてくれます。確かに、ホテルのロビーでは、関西弁が飛び交っておりました。
特におばちゃんの力強い事…ww
昨日と同じ電車で直江津に向かいます。
車窓からは遠く立山が…
富山平野万歳な訳です。
とてもダイナミックな風景に圧倒されますな。
って事で、次は新幹線で富山にやってきて、制覇しようかと…
コレにも乗りたいですし。
車窓は素敵な日本海を進みます。
行きに眺めた親不知海岸。
道路の橋脚は完全に日本海に足を付けてます。
鉄道も迫り来る海岸に補強工事は欠かせないのだそうです。
さて、直江津到着。
今度は、越後妻有を目指してR253を東進します。
ふふ。目的地はあそこです。。。
そう、あの
孤独のグルメで紹介された
儀明の峠の茶屋『蔵』さんです。
まぁ、ここに行くのは別に孤独のグルメの舞台になったからというのは二次的な話で、ワシのお気に入りであるほくほく線鍋立山トンネルの地である事が大きく、比較的食事をする場所が少ないこの地で、以前から牛すじ煮込み定食が旨いという話は聞いていたにも関わらず、なかなか行く機会に恵まれなかったというのが正直な所。
ましてや、ツールド妻有の儀明ASから本当近くにあるので、一回訪れたいっていう気持ちも強かったのでした。
12:30過ぎに到着しましたが、私が対応できる最後の客…
ご主人と奥様で切り盛りしているお店ですので、自ずと対応できるお客さんの数が限定される。
昔、11:00ぐらいに訪れて未開店。翌年は14:00ぐらいに行ってこれまたCLOSEDの憂き目にあっていますから、今回も何かあるかなぁと思ったら、私の前に7人の団体さんが到着。7人も対応していては、1時間近く掛かりっきりになっちゃうとの事で、この後のお客さんは諦めてもらうしかなようで…私ギリギリ。
出来れば、ご夫婦2人で切り盛りしているんですから、4人以上で訪れる際には、店側にその旨を言って、事前に用意して頂く方がよいかと思います。
特に田舎の店は、そんなに急にお客さんがどどっと来る事はあまり無くて、親戚うちの慶弔事の納会とかがメインですからねぇ。
でも、ここは孤独のグルメで舞台になって、慣れっこって事でしょうか?
営業中の札が、準備中に変わってからも数人に方が店の玄関に立ちました。
何だか申し訳ない気分でいっぱいになっちゃいます。
特に、ロードで松代側から上がって来た若者は、ハァハァ良いながらヘルメットを脱いで、自転車に施錠して…一応それなりに身支度を調えて、玄関の支度中の文字を発見して途方に暮れておりました。←若者よ。。。自転車海苔にはそんな試練は次の旅へのスパイスじゃ。耐えるのじゃぞ。。。。
こちら、牛すじ煮込み定食1080円
ハッキリ言ってバーゲンプライスですね。
まぁ、地方の田舎の街道沿いのお店ですから、この値段に付けるコメントはありませんが、大変美味しく、わざわざここに来て食べる…価値は十分あるかと。
食事が終わったら、腹ごなしに観光です。
儀明と言えば、鍋立山 鍋立山と言えば星峠
星峠と言えば…棚田な訳です。
日本の原風景 棚田百選のうちでも上位に名を連ねる名所です。
素晴らしい棚田の風景と、来週には刈り取りが始まるであろう稲穂のコントラストが美しい。
この時期の棚田も心に残る絵になりました。
で!
そして!
コレはワシの単なる趣味の域
さて、いきなり現れたこの煙突、この下を通る北越急行ほくほく線の鍋立山トンネルの排気立坑です。
この動画、ほくほく大島側からの入坑してくる電車の物なんですが、この動画を撮影する前に通過した松代側からのはくたかの容赦ない突入は、あまりの轟音に絶句でした。
入坑時のスピードが速ければ速い程、ピストン圧縮効果が顕著で、この排気立坑を吹き抜ける風と音が強くなる訳で、大島側からと松代側からの両方の入口から時を同じくしてはくたかが進入したら…考えるだけで、鳥肌…
辺りには、綺麗な山野草やら、沢山。
う〜ん。
コレはツリフネソウかな?
これは、和製ホップのカラハナソウかな?
何だか楽しい。
ウロウロしているとあっという間に時間が経過。
そして行きたかったその2である、ここに…
美人林です。
うん。これは問答無用で、造形美…そしてブナの美しい森。
見て感じる。これが一番の景色。
越後妻有の最後は…名湯『松之山温泉』
ここの塩化物泉に使って蕩ける…もう満足。
そして満足ついでに、帰りには、あおぞら本店!
焼肉とカルビクッパを腹に押し込んでこの楽しくも至宝の時間にピリオドを打った。
ああ…あまりに欲張って、身体が悲鳴をあげております。
うしさん美味しそう…^q^
塩泉まんせー