表題どおりの展開。
真夏の暑さに負けて、田口峠経由で佐久の誉れ高きイタリアン「SIN」さんに向かってみた。
群馬の南牧村にデポして、93号を臼田に向けて走る。
今日も酷暑の予報だが、勧能を過ぎると木々も心地よい木陰を提供してくれて、比較的涼やかに高度を上げて行く事ができた。
毎度ではあるがこの93号は、一般的な県道の規格と違って、林道の組成に近い路面はお世辞にも良好とは言えず、所々に剥離や陥没、浮き砂があり、速度の出ないヒルクライムはいいが、ダウンヒルは正直命懸けと言っても過言ではない。
うっかり知らないでブラインドのタイトコーナーになんて入ったら、全面に(マジに逃げ場がないくらい)浮き砂があって肝を冷やした事が幾たびあったか。
今回もその状況は変わらず。
まぁ往路でその場所はインプットしていくから、左で膨らんで対向車と相対する事はなかったが…。
出かける方は、十分に注意されたし。
で、程なく田口峠に到着。
葛籠折れが続いて、あまり視界が開けないまま、比較的大きな駐車スペース&簡易トイレ場の上に突然現れるトンネル…ww
ここから気持ちの良いダウンヒルが待っています。
その距離10キロ。。。。
旧臼田の町からは、小海線沿いの農道をふらふらと進みます。
さて、到着です。
11:30の開店ですが、少し前に到着。
店先で自転車を止める場所を思案していると、すぐに店員さんが出てきてご案内して頂きました。
いつもながら、気の利いた対応には頭が下がります。
あおぞらもそうですが、お店の善し悪しは味もさることながら、店員さん個々の客対応という要素が食べ物の味の印象を引き上げていると思いますね。
して、ランチです。
ワシが写す写真には全く美味さが伝わりません…残念。
そそくさと食事を終えて、帰路につきます。
これから午後の最高気温時間帯が待っていますから…
臼田までは、農道をフラフラしながら風を感じて進みますが、田口峠のアプローチの山道に入った途端に風は遮られ、一気に脳みそが沸騰しそうになります。
雨川ダムを過ぎれば、木陰が増えて一息つく事ができますが、それまでがつらい。
特にダムサイトを迂回する県道が、距離にして数百メートルなのに壁のように見える。
10%にも満たないとは思うが、徐々にキツくなる勾配がジワジワと…(泣)
結局、ヒィヒィ言いながらも上るんですけどね。
田口峠まで進めば、あとはお楽しみのダウンヒル。
バビューンと南牧村まで戻って、渋滞の上信道をよそに、裏道を通って帰宅。