そんなこんなでようやく辿り着いた鳴子温泉。
これが…すげぇ良かったですよ。
温泉は白濁したザ温泉って感じの泉質でもう満点な訳です。
早朝、起きて表を見ると昨夜新たに降った雪で裏山は化粧されております。
雪国に来たなぁという感じにワクワクします。
当然ですが、朝から温泉に入ります。
今朝は深夜に清掃されて未だ誰も入ってないらしく、風呂桶が綺麗に整列しております。掛け湯をして飛び込むと、湯船から大量の温泉水が流れ出ます。
ああ…勿体ない。
ここの温泉…いわゆる掛け湯をする為に蛇口からお湯や水が出る訳ではありません。
全て、硫黄の香りが漂う温泉水。
顔を洗うでも頭を洗うでも、掛け湯、上がり湯…全て温泉水ww
当然ですが、湯上がりの身体はホカホカの上に、体中から温泉の香りが沸き立ちます。
温泉万歳!
さて、帰路に付く事にするのだが、この陸羽東線なる路線はローカル線の常で、運転本数が本当に少ない。朝なんか8時台を逃すと、10時まで待たされるのだ。
これまた食べきれない朝食を無理矢理に詰め込んで、ゆっくり10時の列車に乗り込んでみる事にした。
ちなみに、鳴子温泉駅には、駅前のベンチ代わりに足湯が2箇所も設けられている。もちろん足を浸して暖まるも良し。掛け流し故に注ぎ口で手を温めて良し。
しかし泉質や湯量も含めて本当に贅沢な温泉町だ。
写真の奥に写る能書きは、各温泉宿が有する源泉の効能をそれぞれ紹介しているのだが、沢山ある温泉全てが源泉を保有し、少しずつ違った泉質である事が興味深い。
ワシの宿のように白泥したミルクのような温泉や、エメラルド色、鉄が含まれて赤いお湯やら、黒っぽいものまであるようで、本当にバラエティに富んでいる。
時間があれば数日滞在して、全ての温泉を堪能したいものだ。
定時に出発するキハ110系。八高線でお馴染みの車両ではあるが、この場所で目にすると、本当に絵になる。昨日のリゾートみのりのキハ48系と比べると、明らかに洗練されて音も振動もマイルド。おまけに力があって運転にゆとりを感じる。
新幹線の乗り換え駅である古川をスルーして、小牛田で東北本線の上り列車に乗り換え。ホームの対面には石巻線のキハ48が停車中。
やっぱ、旧国鉄系車両の名残がある気動車の方が味があっていい。
関東近郊でも165系が走っているのを見るとほっこりするのと同じかもですな。
さて、東北本線に乗り換えて、仙台行きの各駅停車に乗ると、1時間ほどで杜の都船団に到着。やっぱり仙台と言えば…
牛タンでしょう!!
そう、これを食べたくて仙台を訪れたと言っても過言ではありません。
奮発して、1.5人前をオーダー!
運ばれて来た牛タンを見て…大興奮。しかも炭火で丁重に焼かれたタンは、うまぁ〜の言葉しかありません。
当然ですが、お土産も買った…自分で食いたいからww
して、牛タンで満腹にしたお腹を抱えながら、目の前にずんだ茶寮を目にしてしまったが最後…
逝ってしまいました。ずんだの青く甘い香りと食感に夢心地。
昆布の箸休めもあって、お茶がまた旨いのなんのって…シアワセじゃ。
満タンのお腹を抱えて、13時発のシティラビット福島行きで帰途につく。
これからしばらく鈍行の旅。
福島−郡山−黒磯と3回の乗り換えで、宇都宮線快速ラビットに乗車。
最後は豪華にグリーン車で2時間の旅。
1000円払うだけで車内販売はあるし、リクライニングシートにノビノビと足を伸ばせるのは素晴らしい。実は今回の鉄道旅行で一番ゆったり出来たかも。
大宮で乗り換えして、高崎線これまたアーバンで地元駅に…。
う〜ん。楽しかったぞ。
して、気になるお会計。
ウイークエンドパス 2日間有効 8700円
山形新幹線つばさ 宇都宮−山形 自由席3300円
リゾートみのり 指定席 510円
快速ラビット グリーン券 1000円
しめて…13510円
ちなみに、この路線を普通に乗車券だけで考えても14810円
なかなかお値打ちです。
次はどこに行きましょうか?楽しみですわ。
しかし…東北はいいねぇ。また行きたいのだ。
さすがのリカバリーでございましたな
第2弾も楽しみにお待ちしてまふ
第二弾終了
ちかれたよ