外秩父七峰縦走ハイキングコースを終えて、しばらくお休みのハイキング。
そろそろ虫が騒ぎ始めて、次はどこに行こうかと。
やっぱり、少し雪の山を楽しんでみようかと…
寄居をぬけて、芦ヶ久保に向かう。
途中に雪を抱いた武甲山が雄大な姿を見せてくれた。
雪の武甲山もいいねぇ。次はコレか?
道の駅にデポして、今回は反時計回りに丸山を目指す。
299を上がって、赤谷の姥神神社脇を沢筋を上がっていく。
途中振り返ると、芦ヶ久保方面には両神山がクッキリ!
山間の集落は、時間が止まっているように思えるから不思議。
いきなり大野峠に到着…な訳ではない。
このルート、最初の大野峠までが針葉樹の間を縫っての本日最大勾配の急坂が続き、しかもエスケープルートがないので、帰りに通って積雪凍結で下りる事が出来ないのは命取りなので、最初にココを切り抜ける必要があるのだ。
予想はビンゴ!
赤谷の集落を抜けてしばらく歩くと凍結路の洗礼。
アイゼンを使わないで登れる限界ぐらいのコンディション。
ストックを使って安定した歩みの友人を横目に、一人で雪の柔らかいルート脇の山中を進んでハァハァ。
大野峠までのルート目視が出来たあたりから、更に凍結が進んで気を緩めるとひっくり返りそうな感じ。
無駄に神経と足に力が入って既に脚の筋肉がぎこちない。
息を切らせて林道までの最後の急坂をクリア。
久々の大野峠!
もちろん歩いて訪れたのは始めて。
丸山林道は完全凍結路だ。
歩くのもヤヴァイ。気を抜くと…無慈悲にも強制的に空を眺めさせられるww
大野峠の上に最初のピーク。
ここはときがわ方面に展望が開け、左に堂平山、右にグリーンラインが一望できる。自転車乗っている時もたまに訪れたい風景だ。
このピークから丸山までは、小さなアップダウンを絡めて尾根線を縦走する。
ルートが凍結していない雪山なので、サクサクと歩けて楽しいぞ。
程なくして丸山到着。
この頃から風が少しずつ出てきて…サモイ…いや。サムイ。
丸山の展望台から見える景色は圧巻。ほぼ北関東全域を見渡せる。
こりゃいいね。これはこれだけ見る為に丸山ってのもアリだわ。
その証拠に、ここで昼食を取っている間に、まぁ、人が来る来る。
外秩父七峰縦走のルートの時ですら、こんなに人に出会う事はなかった。
あっと言うまに20人からの人が丸山の山頂に集結。
帰りは、防火帯の尾根線をザクザクと下っていく。
いやぁ〜これが本当に楽しい。
雪の適度なクッションで足は楽々だし、靴のエッジで雪を掛けながら歩けば転倒もなし。
但し、調子に乗るとこのような事になるので注意しなければいけない。
(撮影用のやらせ行為です、ベテランハイカーの怪鳥が、このような所で転倒するなんて事はございません)
楽しく歩いて、少し筋肉痛になって無事に帰着して終了!
あれは実演販売みたいなもんですw
結構雪があるんですねぇ。
でもとっても楽しそう。
今度はこの辺りにみんなで行きましょう。