今年からウン十年ぶりの渓流のルアーフィッシングに手を染めた。
前回は確か30数年前、それもウルトラライトのバスロッドだったり、管釣りのロッドを持参してスプーンとかスピナーを投げたんだったよ。
コロナ禍の昨今、基本的に人と交わりたくない事がトレンドになって、多くの人が閉鎖的な生活を嫌ってキャンプとかアウトドアに目を向けた結果、やれ自分の正義を声高に振りかざす輩も多くて、キャンプも窮屈になってしまった。というか「フラッ」と行けるキャンプ場が何でもかんでも予約制になっちゃって、もう勘弁って感じ。
そこで完全パーソナルで自分時間を楽しめる「山」に逃げ込んで楽しもうという訳。
しかしこの頃のトラウトミノーイングも変わったんだな。
ほぼ10数年前のUFMウエダのトラウトスティンガー至宝っていう世代には、何だこりゃの連続。
まず、竿の長さ。
ほぼ5ftあたりがトレンド。下手したら4ft切りのロッドまである。
短くて5ft5inchっていう時代は遠い昔。
ベイトフィネスが台頭してきて、ショートベイトロッドにベイトにぺって組み合わせが最近のトレンドのようだ。
正直初心者には、ベイトの方が向いていると思うので、確かにエントリとしては間違ってない気がする。
ルアーの大きな変化には驚いた。
当時の、スプーン、スピナー、フローティング&シンキングミノーって三種の神器に加えて、ヘビィシンキングミノーとメタルバイブ、ロングビルミノーとか、引き抵抗のかなりあるルアーがとても多くなって、それに伴ってロッドの堅さが驚くほど変わった。
ロッドの変化については、長さの件もあるが、前記のルアーの変化によるところはとても大きい。
最近流行のヘビィシンキングミノーを自在にトゥイッチさせるのに、ティップの柔らかいロッドでは、メリハリのある動かし方が事実上出来ない事に驚愕!!まぁ当然だけど。
これまた変化としては、ペを使う釣りになった事だ。ぺ?いわゆるPEラインの事。
オカッパリのバスを引き物で狙うなら、SpiderWire30LB一択であったが、スピニングでペなんてとても使えたものじゃないっていうのが正直な気持ちだったが、昨年初めて使ったMAVでの管釣りトラウト。
最近のペは昔の外国製品と比べて格段に扱いが楽で、しかも強度もあって一発で乗り換え決定。
ただし、リーダー組まないといかんので少々面倒なんだけど、ジギングの事を思えば、2分のあれば何とかなるので、合格。
以上を踏まえて、5ft前後のパリッとしたロッド。
5g程度のシンキングミノーをピッピとトゥイッチさせる事のできる張りがあって、しかも繊細な渓魚の口を弾かない…
なんとも矛盾だらけの条件なんだが、各社が千恵を絞って開発したロッドを色々試しつつ吟味。
竿が短くなって且つ硬いとなると、バラす事しか考えられないんだよね。
手持ちのショートの硬いロッドは乗せてもすぐに弾かれないように、釣り味を楽しむ間もなく強引に寄せて抜いてって釣りになっちゃうので、ちょっと面白みに欠けるのだ。
だったら、今使っているトラウトスティンガーの56を極めるか…ジャンクのTSS56を手に入れて、TSS50として詰めちゃうか?
何とも贅沢な話ではあるが、楽しさと操作性の相関を考えるとそれもアリか…と思う今日この頃。
posted by lantur at 07:08| 埼玉 ☔|
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